駐車スペースを作る際に、土地の傾斜問題があり、これがなかなか頭を悩ませました。
①基礎梁
後々スロープについても記載するのですが、駐車場との絡みもあり、それが住宅部分の基礎部分にも関係してきたので、傾斜のある土地やスロープを考えている方は一読しておくと良いかもしれません。
わが家のスロープ計画は、道路から → 駐車場 → スロープ → 登り勾配 → 玄関アプローチになっています。
車から降りて玄関まで車いすを使用して通行できる動線で計画しました。
そうすると、スムーズな動線とするためには道路と駐車場とスロープ登り口の高さを同じにすることが大切になります。
ここで問題になったのが基礎梁でした。
基礎の梁が道路よりも高い位置にあると、スロープ登り口に干渉してしまうのです。
改善策としてはスロープ登り口を建物から離して基礎梁に干渉しない様にすることです。
しかし、わが家の場合もともとこの位置にスロープを作る予定で、車4台を駐車できる様に計画していたので、スロープ登り口を建物から離すと駐車スペースが失われてしまう事になります。
地面を掘って基礎梁の高さを調べると道路面の高さと同じか、高いとしても3cm以内くらいでした。
スッキリとしないかもしれませんが、何とか許容範囲内でありそうなので、外構屋さん(テツ君)と相談して
道路 → 駐車場、 駐車場 → スロープ入口
で高さをぼかしながら動線として使えるように調整しました。
➁汚水桝
スロープの反対側にあたる玄関アプローチには階段作成を予定しました。
外構屋さん(テツ君)は「階段なしにします?」と聞いてきます。
しかし、高さ31.5cmを階段なしはダメと思いちょっと待ってもらい考えました。
(建物の場合ですけど建築基準法的には蹴上の高さは22cmだったと思います。)
外構屋さん(テツ君)の提案は 高さ15cm、奥行き65センチで、汚水桝パイプを延長するというものでした。
この場所も予備駐車場として使用する場所で、駐車する車は軽自動車を考えていました。
ちょうど角地になっていて隅切りしてあるのでスペースは小さめ、後ろに65cmの階段を作っても大丈夫だろうか?
(車を下げたときに階段に干渉しないかを懸念しました)
できるだけ奥行きを小さくしたいのですが、汚水桝ぎりぎりを攻めるとコンクリートが割れやすいというリスクもあるとのことでした。
現在入院中で、直接車を確認したわけではありませんが、スズキジムニーを発注したので、最低地上高を調べると20.5cm
階段に干渉するリスクはかなり軽減できるのではないかと考えました。
ということで外構屋さんには奥行きは65cm(できるだけ小さめで)高さ14cm(13.5cmでもいい)と伝えました。
蹴上の高さが1段目と2段目で違いますが・・・
今回の問題点は、外構の中でも工務店と外構屋さんが打ち合わせをしておけば改善できた部分をピックアップしてみました。
汚水桝位置の変更と基礎梁の高さ変更、どちらもほんの僅かの事なので事前に打ち合わせをしておくことの重要性を痛感した部分でした。
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